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最​果​て​の​風​景 (2nd album)

by alt of the society

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1.
dead slow 02:01
2.
片付け確かめた事の結末を  拾い集めた絡まった症状 消費した内訳の無い結果を取り除き 彼方は何処までも舞い続けて行くのでした 日常と其れ以上が多目的に正当化される 枝を上に伸ばして行く大きく描く重ねた想いは何処か遠く
3.
真実の点と線を結ぶ創造と言う不透明な水晶体 失われた過去の幻影と歩み行く世界 形無き存在に翻弄されながら尚も 確信の無い可能性を脳裏に焼き付け求め続ける 剥がれて見付けて集めて補った 渇いている心には言葉には変わりは無く 正しくもなくその身を焦がして答えもなく歩いて来た  辿った先を翳す映像広がって行く 探したとて揺らいで凪いで流れて逝く 時と言う運命と想像と言う可能性を持ち 溢れる程の希望を込め母なる海へ泳いで行く その地で光を浴び白と黒を知っていく 過ぎた物過ぎ逝く物砂を噛むような世界を感じ迷い行く 流れていた時の音色を探していた見付けきれず 目覚める光鮮やかに染まれ 正しくもなく日々に逆らって答えも無く歩いて来た 狂った痛みを照す映像焼き付けて行く 描いた創造廻る時を繋いだのは 混沌と犇めき合う時の中流れ落ちた雫は 様々な色彩に染められ輝きを増していく 目を背ける事の出来ない事実と終わりへの進行を遮る事は皆無 確実に進み行く中時と雫は現実と幻想と創造の間 誰もが予知する事の出来ない閉ざされた空白を 繋がり合う一滴が照らし導いた
4.
枝分かれした意識達の分岐点目指す先を取り出す排他的な羅列 不確かな存在に左右されて優劣を付き纏う不安を煽る 改めて感じた閉鎖的な環境と世間への息苦しさに自問自答を馳せる アンチと中指を立てた街並みも何故か状況が変われば寛容さを 葛藤を流す方法を確かめる元に戻る事は無いと方向を確かめる 雑踏の片隅に消えそうな足音は明るみに満ちたページ数が指を差す 空と地を分ければ 裂けた価値と他の価値と挟まれた 照らし出す光 放たれて感じた喜劇的な概要と曲線の疼きに右往左往流れる アーチを描いた地平線の彼方方法を並べた誰も居ない空 葛藤を流す方法を確かめる元に戻る事は無いと方向を確かめる 蒼白く光った先に見えた可能性と取り溢した選択肢を拾い集める  長い道のりの先語り明かした噛み合わない撥条 優劣を付けて嘲笑う
5.
探しても見えない遠く課せられた希望 裏を取って返しても見えない そして何も見えなくなってしまうよ消してしまうの 全ての欲望が全ての痛みに還元されていくどうする事も出来なかった  壊したい過去と削り取られた未来 「くだらねぇ」と唾を吐いた事も命がけで信念を貫いた事も 結局は何も変わらなかった  あの時知った痛みも答えを与えてくれた光も結局は何も変わらなかったんだよ それでも立ち止まる訳にはいかない確信の無い乾杯を交わして「また会おう」歩き出して行く 構想に描いた透明な理想郷を見ていた裂いて逝く景色を導き出した今日と共に 形は何処にも行かないように明日には理由無き存在の意味を 
6.
真実は今日も一つで意味をいつか通り過ぎる 人をいつも必要とすると思うと 要らないように満たして行くペンと点と線を紡いだ 明日へ引く 崩れそうな細い道を下り其々の日々が始まって行く事に 方角の開示は何も無い何も要らない 纏わり付いた認識の擦れはやがて渇いた風に流れて消えていった そして何度も何度も歩いた場所に見える風景をなぞる 四季を巡り色づく音色平行線に飛び散った感情は確信に変わり 無数に散らばった足跡が目指す方向を指して行く 過去を乗り切る為の過ちも何も見えなかった不感症の日々もペンと点と線を
7.
鍵に閉じ込めた皮肉の答えを 荒びれて付着した事柄に続けた 生命に飛び込んだ万象に残るアスファルトの 水平に揺れる5分先の世界を見つめていた 導く事の出来ない閉ざされた空白を  幾度となく探しては織り交ぜる芸術 誠実さが互いに言葉を織り成し 元に戻る僅かな道のりは超えて行く様に描かれ続けて行く 数えきれない程の眩しさと勇敢に立ち向かう姿と 綴り慣らされた無機質な感情は刻々と崩れ落ちる僅かな時の報せ いつの日も冷めたまま他の八又は価値 濁る視界と判断の基準が正当化される状況から、絡め取る不条理と価値の存在 日常の形を変えず瞼を閉じ消えた経験は変えられない数えきれない 長い不確かな観点奪い合いながら消えた 二つの透明そんな涙が溶かした時壊れた経験だけ
8.
日々の価値の断絶と耳鳴りに続く足の音は 人生が必ず数多を悟り角砂糖の様に溶け出した意識は 前後に残る偶然を見ていた 加害者の様な観点と郷愁の狂れや錆びた落葉を纏い 幻聴の短歌は今日も止まない雨  一つ聞かせてくれ常識を吐かないでくれ経緯をなぞり立役者は 誠実さと銃を両腕に隠し込み永久の摂理は不要の風に晒されている  こうして成り立つあたかも噛み締めた言葉も残してしまうほどの苦痛の合図も 凭れ掛かったかの様に条理と憂鬱を落とし答えを求め想いを馳せていた 苦しい様な時も寡黙で在りたい平穏で在りたいと強く願えば願うほど 日常から乖離して行く 正直さが喜びと同じ様に悲しみを届け世界中のリズムを司って行く事でしょう それは飛ぶ鳥を落とし空が消えて行く時の知らせ 形状を自らの手に選び抜かれた言葉達は自由を求め消えて行く 永遠を求めた先に中身の無い毎日に押し潰される 小心者の言葉と懐かしさだけが宙を舞う 縺れた感情がポケットの中身の大事さに息を飲む 錆びて逝く日々の中で残した時溢れ散る  意味も無くて残した様に言葉が廻る 流れ着く意味も無くて形だけを眺めている
9.
急げば急ぐ程に絡み付いてくる記憶の隙間の中に埋もれる毎日を僅かな秒針で繫ぎ止める 声を張り上げてもきっと変わりやしなかったあの時の自分の価値観や感性も含めて もう一度この言葉を照らし合わせる ただ単純に正解を導き出す術はもう見えなくなってしまったからゴミの様に売れ残ったCDで記憶を確かめる 四畳半に広がった殺風景はきっとコーヒーカップの上に浮かんだ何処にでもある風景 絶望か怒りか悲しみか全ての感情が交差して行く 外気に漂う意識を纏い此れが1日の始まりなのかと確かめる凛とした空気が鼻先を摘まみ上げる 不老不死なんて信じない代わりに「あんたは記憶の中で今も変わらない」 全ての始まりに等しいこの場所では音と言葉が溢れまた新たな産声をあげる最後に交わした約束これはまだ先の事になりそうだ 代償を音と言葉にしてイメージを映して行く、数ある物扱いづらい全ての波にイメージを残して行く、数ある物 空にも近い雲の上で日常の会話が交差して行く ボヤけて行く視界も薄れて行く温もりも全ては自分から始まり消えて行く 蔑ろにしたあの事を思い出し天国に一番近い場所で叫び続ける「まだまだやれる事があるんだよ。」 急げば急ぐ程に絡み付いてくる記憶の隙間の中に埋もれる毎日を僅かな秒針で繫ぎ止める 声を張り上げてもきっと変わりやしなかったあの時の自分の価値観や感性も含めて もう一度この言葉を照らし合わせる、もう一度この言葉を照らし合わせる ただ単純に正解を導き出す術はもう見えなくなってしまったからゴミの様に売れ残ったCDで記憶を確かめる 四畳半に広がった殺風景はきっとコーヒーカップの上に浮かんだ何処にでもある風景 何処にでもある風景... 何処にでもある風景を
10.
ネジ 03:51
枯れた空を見上げる無機質な川を泳いで行く 理想を求め歩む事は止めず  掌に広がった幻想と葛藤 廻めく時の中で大切な何かが終わる 赤い風が吹き抜けたオレンジ色の大地の中で 蹲っては何も分からなくなる 幸せは何処にある幸せは何処にあるそう思う様になったのだろうか 何処へ行っても同じ感情だけが流れて行く 外見を装った大都市の光が僕の体に付き纏う 手に入れた感情が重くのし掛かる そんな言葉達とどうか歩き続けて行く五分先の未来やその先へ 誰かが泣いた何かが変わった僅かに見えた可能性とその先へ 加速して行く列車が僕の体を追い越して行く
11.
剥がされた穏やかな空白は瞬きと共に消えて行き 何も見えない壁紙を背に削り取られた秒針を無に 手の平を裏返すように瞼の隙間に落ちて 描いた憂いや言葉を抱いて広く漂う  そして消えて何も見えない壁紙を背に 言わないで其処にある何を見る  履いて捨てた言葉は孤独に今以上願う 描いた憂いは何処かで 履いて捨てた言葉は孤独に今以上 何処かに隠した何かは光と色彩を願う 救われたいだけなのに
12.
正解を結う色彩の跡 一つ二つ三つ四つの中で傾いた方向を確かめる  羅針盤の中で何時迄も変わらない 歩く事も不自由な一寸先の日常について想いを馳せる 分かち合う事を知らない光の数が隙間風に踊る 身寄りの無い文字間の合言葉が繋ぎ目に発芽して行く 真実の扉を開けた先に 正解を結う色彩の跡 一つ二つ三つ四つの中で傾いた方向を確かめる  羅針盤の中で何時迄も変わらない   そういう事を蔑ろにして始まりを探しているいつもの様にと細くなった糸の先を探している 羅針盤の中で表情は何時迄も変わらない そういう事を蔑ろにして始まりを探している 羅針盤の中で表情は何時迄も変わらない そういう事を蔑ろにして始まりを探している 又一つ生まれたほんの少しの後悔を片手に数える程度の懐かしさと共に数えきれない正解を結びながら 又一つ生まれたほんの少しの後悔を片手に数える程度の懐かしさと共に不確かな正解を結びながら歩いて行く

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released November 25, 2021

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